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2008.08.03 (Sun)

久しぶりの工房訪問

月日が流れるのは早いもので、自分のピアノを購入してからもう2年半が経過しました。
楽器を探している時は、やはりあちこちの楽器店や工房を見て回るのですが、実際に自分のピアノを所有すると、ピアノを探しているわけではないので、楽器店に行く頻度は極端に減ってしまいます。

昨日、久しぶりに私のお世話になっているarakiさんの工房にお邪魔しました。
その日は工房で企画のある日だったにも関わらず、arakiさんは2時間も話し相手をしてくださいました。(arakiさん、ありがとうございました。)
今回工房にあったピアノは前回伺ったときの楽器が全て入れ替わっていて、ベヒシュタインのアップライト(50年前のものと100年前のもの)が2台、グロトリアンのアップライト(80年前のもの)が2台、ヤマハのアップライト(80年前のもの)が1台、ペトロフのアップライトの新品が1台、そしてタローネのグランドがありました。(工房の写真を撮ってくるのをすっかり忘れていたので、こちらでそれぞれの楽器が紹介されていますのでご紹介します)

ピアノの黄金期といわれるのは1920年代から30年代で、このころのピアノは材質が非常に良く職人芸が随所に散りばめられた素晴らしい楽器です。各ピアノメーカーがそれぞれの個性を発揮していた時代のピアノ、ということもあり、この年代のピアノを捜し求める方もいらっしゃいます。まさに、そういう方にはたまらない楽器が集まっていました。
今回訪問して、実はそんなにピアノを弾いた訳でもなく、ひたすらarakiさんとお話しながら、ピアノ内部を見せて頂いたりしていました。
1台新品のペトロフが置いてあるのですが、実は以前から私はarakiさんに最近のペトロフを是非触ってほしい、と申し上げていました。arakiさんは過去にヨーロッパで出会った共産圏時代のペトロフのイメージがあったようです。にもかかわらず、ペトロフを仕入れて調整されたようです。どうやら私もarakiさんの背中を押した一要因のようです(笑)。そのペトロフの調整のお話も聞かせていただきました。やはりペトロフはまだまだ詰めの甘いところもあり、技術者の調整にかかっているところも多いようです。

とても良い楽器もありました。特に良かったのはグロトリアン130で、とても80年も経ったピアノとは思えない響き。中もとてもきれいでした。すでに売約済みだそうで、小学生のお子さんが、このピアノ!と決めたとのこと。耳もちゃんと育っています。こんな楽器で小学生のうちからピアノが弾けるなんて幸せだなぁ、と思いました。
もう一台、50年前のベヒシュタインもバランスがよく響きが豊かないい楽器でした。

一通り触ってみて、今はやっぱり自分のピアノに慣れていることがよくわかりました。楽器は面白いですね。

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*Comment

こんばんは。

いろんな年代の、いろんなピアノに触れることができる工房というのは、いいですね。
最近のペトロフ人気というのは、日本でも急上昇中らしいと、自分の知っている楽器店さんも言っていました。

musika-totoさんのご自宅のピアノは、最近は調子はいかがですか?
きっと、お忙しくて、弾ける時間は少ないのかもしれませんが、時には存分にピアノに歌わせてあげてくださいね。


下の記事のオーケストラ演奏ランク面白いですね。
日本でも、マーラーやショスタコービッチは、もっと演奏されているイメージでしたが、そうでも無いみたいですし。ラヴェルもトップ10にはいないみたいですね。
逆に、9位にヴェルディが入っているというのも、何か意外な感じがします。

黛敏郎さんの作品も、亡くなられてからは、演奏機会は減っているのでしょうか。自分は、黛氏の無伴奏チェロの作品「BUNRAKU」なども好きですが・・。
モリス |  2008.08.04(月) 23:33 |  URL |  【コメント編集】

■ようこそでした。

ようやく来てくださいました。
いつ来てくださるかと、いつも心待ちにしていました。ありがとうございました。
2年は長すぎですよ~!

いろんなピアノがまた待っていますので、是非お越し下さい。
今度はお友達でもいっしょに!
そして、musika totoさんの感性から来る鋭い、かつ冷静なご意見も楽しみにしています。
結構影響されていますので、、、。


arakipiano |  2008.08.06(水) 00:34 |  URL |  【コメント編集】

■良い楽器>モリスさん

こんにちは、モリスさん。いつもコメントくださってありがとうございます。

arakiさんの工房は、そのほとんどの楽器がarakiさんのヨーロッパでの仕事をされていた時の師匠の方などが良い楽器を厳選してarakiさんに送り、arakiさんが手をかけて修理や調整されたピアノです。
いつも思うのは、普通の楽器屋さんとは全く違って、ひとつひとつの楽器をそれぞれの魅力を引き出していらっしゃるところです。普通、店頭に並ぶピアノでここまでみっちりと調整された楽器はそうないと思います。以前、arakiさんが調整されたプレイエルが工房にあったのですが、それはプレイエルの魅力を引き出しながら、昔のプレイエルを思わせるソフトな柔らかいというかしなやかな響きで、明らかに他で触る同じ楽器とは違っていました。

ペトロフは価格帯にしては贅沢です。国産のピアノと好みが合わないという人にも手の届く楽器ですが、そのままでは調整が甘いのでその楽器の良さが出ないようです。今回手を入れられたペトロフを触りましたが、とても柔らかい暖かい響きがしていました。
私もピアノを弾く時間が以前より少し減ってはいますが、できる時に練習して楽しんでいます(また、記事にしますね)。

オーケストラの作曲家別演奏頻度の記事ですが、これは私も以外でした。
マーラーやラヴェルはもっと演奏されているような気がしました。やっぱりクラシック名曲集のCDなどに入っているような、いわゆる初心者向けのような作品ばかりなのかもしれません。クラシックの裾野を広げようとして、こういう選曲になるのは無理ないのですが、これで本当に裾野が広がっているのか疑問もあり興味もあります。
邦人作曲家の作品、もっと演奏されてもいいですよね。黛さんや武満さんの作品なんてもっと演奏されているのかと思いました。正直ビックリしました。邦人作曲家の演奏頻度は圧倒的に吹奏楽の方が高いと思います。
musika-toto |  2008.08.06(水) 23:58 |  URL |  【コメント編集】

■お忙しいのに、ありがとうございました>arakiさん

こんにちは、arakiさん。
ご無沙汰しすぎてしまいました(苦笑)。
言い訳ですが、正直、子供がいるとゆっくりお話できないですし、二人目が生まれてからは余計にややこしいので、一人で行く機会を待っていました(笑)。
楽器をそんなに触らずに、長時間にわたって、ひたすらお話してしまい、失礼しました。

今回伺って思ったのは、完全に自分のグロトリアンの響きが定着していて、それがものさしになっていた、ということでした。
ベヒシュタインやペトロフ、グロトリアンそれぞれの響きがあり、中でも現在の工房の中で非常に良かったのはあのグロトリアン130でした。
ペトロフもおそるおそる触りましたが、柔らかい響きでした。arakiさんの調整されたペトロフは、他で触ったペトロフに比べ、音がしっかりしていた印象です。他のペトロフは少しモヤモヤとしていたもあったのと、その影響か高音より中音、中音より低音の響きのバランスがいまいち悪く、響きが豊かなのは感じることができていたので、arakiさんの手にかかれば、もっと素直に楽器そのものが響いてくれそうな気がしていました。ペトロフに未知数なところがあったんです。価格でいうなら、150~60万円?のクラスのシンメルとかベヒシュタインのアカデミー、ツィンマーマンなどと方向性は違っても肩を並べることのできる楽器ではないか、と思っていました。
工房でもお話していましたが、私の少ない経験では、ペトロフの122だったか125のサイズのものになると、途端に響きに厚みが出て、より魅力的な楽器に感じました。無責任を承知で言うのですが、もし、またペトロフを入れる機会があるなら、ぜひそちらをお勧めしたいと思います。かなりの違いがあった、と感じていましたので…。

いつも思うのですが、工房にあったいろんなピアノが、どういう方がその楽器のどういうところに惹かれて購入されたのか、というのにも興味があります。
arakiさんのブログを拝見していますと、そういうところもわかってくるのが面白いですね。あのグロトリアン130の納入のブログ記事を楽しみにしています。
musika-toto |  2008.08.07(木) 00:30 |  URL |  【コメント編集】

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