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2006.04.18 (Tue)

ピアノの寿命は?

当たり前のことですがモノには寿命があります。木造の家なら何十年とか車なら十数年とか電化製品なら約十年とか、モノにや使い方によってはいろいろですが寿命というのがあり、それはそれでひとつの目安となります。
ピアノにも寿命というのはやはりあるものの、一口に何年とは言えないようです。グランドだから長持ちする、というのは全く違っています。使用状況やメンテナンスができているかどうかによっても異なりますが、丁寧に作られたピアノなら100年くらいは使っていけるようです。この「丁寧に作られた」というのが曖昧ですが、これが耐久性だけにとどまらず、音色や響きにも大きく影響します。

ピアノは木を使用するため、木材を切り出してすぐに楽器に加工することができません。水分を多く含んでいるため、乾燥させるため何年もかけて天然乾燥させます。コスト削除を強いられたメーカーは、この乾燥させる期間を短縮させるため人工的に乾燥させます。こうして作られたピアノは木がしなやかさを失っているため響かなくなり、これ何とかごまかすために、弦を強く張って固いハンマーで叩くなどするのですが、結果的には響板に負担をかけすぎて寿命を短くしてしまう、という悪循環を生むそうです。こうした機械化による大量生産された、極限にまでコストを削減されたピアノの場合、たった数年で響かなくなり10年足らずで使えなくなる、というのです。

ピアノは「工業製品」ではなく、「楽器」であることを考えれば、それなりの値段がするものだとは思いますし、丁寧に作られた良い楽器は、まず響きや音色が全然違います。これが100年も使える(楽しめる)というのは非常に魅力があると思います。
国産のメーカーでもいくつかは現在も手作りを守っているところもあり、欧州のメーカーの大半はそれぞれの伝統を守りながらグランドもアップライトも同じだけ手をかけて作られています。
響板がヘタる(極端な場合割れたり、クラウンというソリがなくなって音が伸びない、響かない状態になってしまう)ということがない限り、消耗品を交換すれば相当長い間使っていけるようです。
実際、1890年や1910年といったベヒシュタインのアップライトを何台か触りましたが、まだまだ現役で素晴らしい音を奏でていました。

もし、ピアノをお考えの方がいらっしゃれば、買うか買わないかは別として、まずいい楽器を触って感じて欲しい、ということを一番に申し上げたいところです。
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テーマ : ピアノ ジャンル : 音楽

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