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2006.06.06 (Tue)

作品を捉えるために

今日も晴れていましたが、暑い一日でした。もうすぐ嫌な梅雨の季節になるのでそう考えると憂鬱な気分になります。

このところのNHKのスーパーピアノレッスンのベロフの解説や演奏を聴いて思うのは、これまで何回か既に書いたように、他の芸術にも接していろんなことを感じ取ることが非常に大切である、ということです。
しかし、自分の演奏する楽器の作品にばかり興味を持つものの、その作曲家の他の作品にはあまり興味を持たない、という人が意外に多いようです。そうすると、その作品の背景やその作曲家と同時代の作曲家の作品、また他の分野の芸術などへ広げて見ていくと非常に興味深いのですが、そうする人はもっと少ないということでしょうか?この辺、特にフランス近代あたりでは重要だというのは、当時サロンに出入りしていた面々を見ても頷けます。もちろんサロンで芸術談義をするでしょうから、他の芸術作品からインスピレーションを受けるというのは自然な流れだったんだと思います。

ドビュッシーの出入りするサロンでは当時様々な芸術家が出入りしており、詩人ではマラルメやヴァレリー、音楽家ではショーソン、ダンディ、フォーレやケクラン、画家ではロートレックというような面々が顔を出していたようです。
例えばドビュッシーの部屋には富嶽百景の版画が壁にかかっていたのは有名ですが、画家のトゥールーズ・ロートレックが日本の版画に影響を受け作品を手がけていたのも偶然ではないようにも思います。
もっとも、ドビュッシーは女性スキャンダル事件を引き起こして、サロンの出入り禁止になったりしましたが…。
多かれ少なかれ、当時のフランスの芸術家はお互いに刺激しあっていた、ということですね。何となく、いい時代だったんだろうなあ、と思ってしまいます。

こういった背景があってその作品が生まれたということを意識すれば、その作品や他の作曲家の作品、他の芸術作品という関わりが興味深くなりますね。
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テーマ : ピアノ ジャンル : 音楽

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