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2006.12.29 (Fri)

今年一年を振り返ると

ようやく今日で仕事納めでした。あとは大晦日までに家の大掃除を残すのみです(笑)。

今年一年を振り返ってみると…。
今年は私にとって大きな変化のあった一年で、それはやっぱり15年ぶりにピアノを再開したことです。
1年数ヶ月探して見つかった、私の気に入ったピアノが去年の12月24日に来て、そして年明けの10日あたりからピアノの練習を再開しました。
何から始めようか迷いましたが、とにかく楽しくピアノを弾いていきたい、ということを最も大切にしようと思い、それを忘れないようにこの一年は過ごせたかな、と思います。
でも、やはり基礎も大切だと思って最初の一年は指の基礎的な動きを重点に置こうと、ハノンとツェルニー、それにバッハのインヴェンションを始めました。
この一年は、
①スケールを一年かけて全調練習する
②基礎的な指の動きを何とかしたくてハノンとツェルニーの30番で固めていきたい
③指の独立と苦手意識をなくしたくてバッハのインヴェンションを練習する
④曲は弾きたい曲を自由に選んで少しづつ弾く
ということが当初の目標でした。

もっと具体的には、
・最初の1年でスケール全調、次の1年でアルペジオ全調
・ツェルニーの30番は1年半から2年かけて終了したい
・インヴェンションとシンフォニアは全曲練習して次にフランス組曲や平均律に入っていきたい

という目標もありました。特にバッハは、小学生の時にインヴェンションで苦手意識を持ってしまったこともあったので、もう一度挑戦したい思いもあるんですね(苦笑)。
曲については古典から近現代、邦人の作品も含めていろいろ弾いてみたい、というとても漠然とした考えでした。

今年は結局3曲練習しました。最初に弾いたのはシューマンの子供の情景の第1曲「見知らぬ国々から」。この曲も弾くのは簡単なのに左右の受け渡しやバランスが取れなかったり、歌うことの難しさを経験しました。いきなり苦手を発見して、現在も練習中のメンデルスゾーンの無言歌「甘い想い出」を練習したい、と思うようになりました。
シューマンの次に練習したのは、ラヴェルの「ボロディン風に」。誰かが家に遊びに来て、『何か弾いて』と言われた時に何を弾こう、というところから出発して選んだ、ちょっと動機が不純な選曲でした(笑)。
ドビュッシーは以前に弾いたことがありましたが、ラヴェルの作品はこれが初めてでした。
来年はもう少し曲を弾いていきたいと思います。候補にあるのはモーツアルト、メンデルスゾーン、ブラームス、ショパン、グリーグ、そしてセヴラックなどです。これについてはまた書こうと思います。


このブログも今年1月16日に立ち上げ以来、私が他のブログにお邪魔しても読み逃げばかりなのにもかかわらず、加えて少々重たい内容になりがちなのにもかかわらず、多くの方がこのブログに来てくださったり、何人かの大切なブログのお友達もできて大変刺激になりました。本当にありがとうございます。
ピアノ再開組の方のブログにもお邪魔したりすることもあり、そこでもいろんな情報を得ることができました。
また来年もよろしくお願いしますね。
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2006.12.27 (Wed)

昔読んだ本を引っぱり出して

今年も残すところ後数日。私の場合今週平日は出勤で土曜日から年末年始の休みに入りますが、年明けは4日から出勤です。

さて先週は出張が二度あり、しかも遠方だったので移動中に本を読もうと昔読んだ本を引っぱり出して読んでみました。

音楽の基礎 音楽の基礎
芥川 也寸志 (1971/08)
岩波書店

この商品の詳細を見る


芥川也寸志の「音楽の基礎」という本で、本自体は薄く、しかし内容の濃い理論書なのですが、ただの理論書ではないんです。日本を代表する作曲家である芥川也寸志の非常に的を得た具体例や解説によって、普通の理論書にはないわかりやすさがあります。

印象的な部分を取り上げると…。
例えば、まず第1章<音楽の素材>の最初の項は、意表をついた[静寂]から始まり、その冒頭は「音楽が存在するためには、まずある程度の静かな環境を必要とする。」と始まり、次に真の静寂についての具体例を示し、「休止はある場合、最強音にもまさる強烈な効果」を発揮するものであるとし、しかし通常の静寂とは「かすかな音響の存在する空間」であり、このような静寂は人の心に安らぎを与え美しさを感じさせるものであることを述べ、「音楽はまずこのような静寂を美しいと認めるところから出発するといえよう。」と述べています。
さらにこれを作曲家の立場から、また音楽を鑑賞する立場からの具体的な考察を示しています。

もう、この部分だけでも一般の理論書とは異なっていて、ユニークな入門書であるか、おわかりいただけると思います。

このあと、記譜法、音階、調、リズム、旋律、テンポ、音程、和声、形式と、単なる理論書を超えた解説で、難しいけれどもわかりやすいというか自分の中に入ってきやすい文章で綴られています。
特に、和声についてはずいぶんわかりやすいと思います。

私はこの本を今から13年ほど前に見つけて購入し、それまでの楽典等とは違った含蓄のある内容でとても勉強になった記憶があります。久しぶりに読んでみて、やっぱり素晴らしい本だと思いました。

しかも、この本は岩波新書で現在の価格の735円と手軽に購入できます。
ご興味のおありの方はぜひ手にとって読んで見てくださいね。

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2006.12.25 (Mon)

クリスマスから年末にかけて思うこと等

今日はクリスマスですね。
イブの昨日は家でを頂きました。

日本ではイブがメインになっていますが、これはあくまで前夜祭。
確かイギリスではクリスマスは1月4日までだったと思いますが、学校や仕事はもっと前から休みになっていたように思います。イギリスは何だかんだといっては休みが多い国、というイメージがあります。
そういえば、日本でも学校は今日あたりから冬休みなのかもしれませんね。
日本が器用(というのか?)といわれるのは、クリスマスが終わった途端にクリスマスの飾り付けを片付けて、お正月の準備をし、大晦日にお寺に行って鐘をついたかと思うと、翌日の元旦には神社に行ってお参りして破魔矢を持って帰る、という変な感覚が普通だと思っているところなんだろうと思います。

さて、ピアノの方は相変わらずですが、久しぶりに全調スケールを弾いたり、この一年弾いてきたバッハのインヴェンションを全曲弾くことができたりしたので良かったです。弾かないと弾けなくなる、というのは子どもの時より弾けなくなってしまう率が高いような気がするのは私だけでしょうか?(笑)
地道に練習するしかないですね(苦笑)。
来年に練習する曲も少しづつ考えていこうと思います。

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2006.12.21 (Thu)

また出張~次の候補曲

相変わらず更新が遅れています。というのも相変わらず忙しい(笑)、ということなんですが…。
というのも、今日は鹿児島へ日帰り出張でした。まあ、人使いが荒いというのか何と言うのかわかりませんが、朝8時すぎの飛行機で大阪空港から行ってきました。
鹿児島はあいにくの雨で、やはり大阪より暖かくて日中はマフラーをしなくても平気でした。
お昼は事前にネットで調べておいたラーメン屋さんで食べて(これだけが出張の楽しみ:笑)、仕事を終えてからは少し時間があったので市内をウロウロ。ディズニーのショップでクリスマスバージョンのプーさんが半額だったのにつられて購入。これは妻へのプレゼントにしました。子どもにはANAの飛行機のおもちゃを空港で購入。どちらにしても鹿児島とは全然関係ないおみやげになりました(笑)。
帰宅後、おみやげをそれぞれに渡すと二人とも喜んでくれました。

ピアノの練習は最近は約30分くらいの練習時間。メンデルスゾーンの無言歌「甘い想い出」は何とか今月中に終えたいものの、ツェルニーやバッハのインヴェンションに時間が取られて流してしまう毎日。
また、次の練習曲も考えないといけないんですが、ブラームスの小品をやってみたいなぁ、と漠然としていて、これも決まらない。ブログのお友達もブラームスをされていたり、これからの候補に入っている方もいますね。
そうそう、来年の練習候補曲、っていうのも考えないと…。考えるだけでも楽しいものですね。ピアノ再開後からはショパンを弾いていないのでやってみたいなぁ、とこれも漠然と考えています。

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2006.12.18 (Mon)

どんどん時が過ぎていく

12月はやっぱり時が経つのが早いものです。
めちゃくちゃに忙しいのか、というほどでもありませんが、なぜか更新が遅れています。いつもいらしてくださる方、すみません。。

この前の土曜日は妻の実家に日帰りで行ってきました。
妻の実家には子どもと妻はちょくちょく行くので、子どもも「自分の家」のような感覚であちこち好きなように引っ張り出して遊んでいます。
昼過ぎから、子どもの昼寝のスキに、子どもを両親にお願いして妻と二人でショッピング。妻へのクリスマスプレゼントを一緒に見に行きました。普段妻にはあんまり買ってあげたりできていないので、この日は奮発して靴を購入。長く履いてもらいたいなぁ、と思う靴でした。
再び実家に戻り、夕食を頂いて帰宅。

日曜日。冬になって風邪も流行り、空気の乾燥が気になりだしていたのもあって、この日は加湿器を2台購入。おお、お金がどんどん飛んでゆく…。寝室に置いてみると、朝起きた時のノドの違和感はずいぶんと違いました。
お昼からは、子どもの昼寝のスキに(こればっかりだ…笑)、年賀状の印刷等。やることは多いものの、大掃除がはかどらず。
結局土日はまたもやピアノの練習はできませんでした。

さて、あっという間に土日が終わって、今日月曜日は出勤。
しかし、日帰り出張のため会社に立ち寄って資料を持ち出しすぐに外出。今日は茨城県の古河市へ。片道4時間なので移動がメインのようなものでした。風邪が流行っているので、ずっとマスクを着用し、のど飴をなめながらの移動でした。
京都から新幹線でしたが、冷え込みが厳しいので比叡山など山々の上の方には雪が積もって白くなっていました。途中、富士山はとてもキレイに見えました。
移動が多いとヒマになるので、今日は昔に読んだ音楽書を持参し、まあ難しいので読んでは眠くなり、眠って起きては読んで、を繰り返していました。この本についてはまた書こうと思います。
帰宅して夕食後に少しピアノの練習ができました。少し触らないとまたできなくなってしまったりと、なかなかうまくいきませんね。
また明日から地道に練習します(苦笑)。

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2006.12.14 (Thu)

試弾について書いてみて…

このところなかなか更新できません。これと比例するように、ピアノの練習もこの前の土、日、今週の火曜日も全く練習できず、できた月曜日と昨日は30分も触れていないような状態です。
やっぱり「師走」ということでしょうか?でも風邪などは引かないように注意したいところです。

先日、3回にわたって、いろいろ試弾について書いてきました。ブログのお友達の小夏さんが今月10日に試弾され、気に入られたピアノと出会えた、ということを聞いて、とっても嬉しく思っているところです。
私もちょうど一年前のクリスマスに、今のピアノがウチにやってきましたが、私の場合はそれよりさらに1年前から、1年くらいかけていろんなピアノを試弾してきた、ということでその間に色んなピアノと出会い、またかなりいろいろと調べました。そういう経験から思ったことを先日の記事にまとめてみました。
自分で思い出してみると、試弾のときにこんなに考えて弾いていたのかどうかわかりませんが、こういったことを考えて弾いてみたりすると結構いろんなことが多角的に見えてきますし、先日も書きましたが他の人に弾いてもらってそれを聞く、というのも良かったなぁと思います。
ピアノって、たぶん大人になってから購入すると恐らく一生付き合っていくだろうし、楽器選びも大人になってからだと自分で選びやすいですので、そういう意味でも購入をお考えの方には少しは参考になるんじゃないかなぁと思います。
あんまり「試弾」について書いてあるものは見かけないので、自己流だけど書いちゃえ、という勢いもありました(笑)。

また、書き漏れもあると思いますので、思いついたときに書いて見ようと思います。

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2006.12.12 (Tue)

すっかり、忙しい…、でも実らず…

だんだんと冬になってきましたね。
通勤の行き帰りはすっかり寒くなりました。ノロウイルスが流行っているとかで大変ですので、みなさん体調にはお気をつけ下さい。

さてさて、少し油断をすると更新が滞ってしまっていました。
音楽をしない普通の人(と言っていいのか?)なら、忙しいというのは結構な話かもしれませんが、少しでも音楽をしようとする人(というのか?)にとっては、忙しいというのはあんまり良くない気がします。
ゆっくりした時間を過ごす、というのが精神状態にはいいでしょうし、落ち着いて穏やかに毎日を過ごすというのが、楽器に向かう時には必要だなと思います。
あんまり忙しいと物事を「流す」ということにもなりかねない、よく言うのは「忙しい」とは「心」を「亡くす」、「慌しい」とは「心」が「荒れる」というものですから、あんまりよろしくない、ということでしょうか?

9日の土曜日。この日は私の実家へ日帰りで出掛けました。2歳のウチの子供は4歳の甥の真似をしたり、逆に甥が息子と遊んでくれたりと、息子にとっては刺激になっているようです。4歳の甥がピアノを弾いてと私にリクエストしたので、クリスマスの曲など適当に弾く。実家のピアノは調律等をサボっているので音を重ねるとえらく気持ち悪い。そんなこんなでこの日は終わり。

10日の日曜日。午前中は家の用事、昼から息子に昼寝のスキに床屋など。夕方は寝起きの悪い息子のご機嫌取り。ひたすら息子に振り回されます。息子を私の膝の上に乗せて、息子の両手人差し指でピアノを弾く「ぞうさん」と「アイアイ」は息子本人が弾いているつもりらしくて、ご満悦。ひたすらこの2曲を弾いてくれとせがまれています(笑)。しかし…まともにピアノを練習として弾いていないので少々心配。

最後に、ちょっとグチこぼしです。
この時期、世間ではボーナスで嬉しくなるのに、私の場合は明細をもらって不愉快になる、という状態。忙しいのに実らないとは空しいです。
年末年始の休みも12月29日から1月3日までと少なく、カレンダーをよく見ると今月は6月と変わらず、平日は全て出勤なんですね。。
何とか乗り切る、というところです。

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2006.12.07 (Thu)

試弾について 3

試弾について、3回目になります。って長くなるとは思いましたが、3回にわたってしまうとは思いませんでした(笑)。書き出すと言いたいことがたくさんあって…。いつも長文ですみません。。。
今回は予告どおり、新品のピアノの場合と中古のピアノの場合の留意点について書いてみたいと思います。試弾というより、楽器のことが中心になりますが…。

新品のピアノは信頼のおけるメーカーのある程度のモデル以上であれば、素材の状態としては新品の時が<最もいい状態>であると言われているんですが、楽器は生き物なので、音を鳴らさないと楽器自体が響かず鳴らない、ということを考えると、楽器の響きとしては発展途上の状態です。ヨーロッパのピアノ、例えばザウターなどは新品から数年後が最高の状態になるように作られている、というので、この辺はメーカーを調べてみるとわかります。
また、正体不明のメーカーで新品でも安価な楽器、というのは非常に危険を伴います。これは前にも書いたことがあったと思いますが、正体不明の安価な楽器は、劣悪な素材を用いて極端なコストダウンで作られる→楽器としてのしなやかさ、余裕がない→響かない→響かないのを補うため弦の張力を増す+硬いハンマーで叩く→何とかごまかす、といった悪循環を結集して店頭に並んでいるようです。こういうのは楽器とはいえず、まともに使えるのは最初の数年でその後はストレスを抱えるような音しか鳴らない、と言われています。
ということで、こういうのには手を出さない方がいいと思います。
また、楽器はデリケートなので、店頭に並んでどのくらい経っている楽器なのか聞いてみて、2か月以上置いているとすれば、それなりに落ち着いている楽器だと思います。また、新品とはいえ技術者さんがハンマーに手を入れている(調整している)かによっても音の印象が違いますので聞いてみるといいと思います。ハンマーを削っていればアタックをはっきりさせる、いわゆる硬い音に調整していることになりますし、逆にハンマーに針を刺して調整したなら音を柔らかくしたことになります。
新品の場合は、こういった新品の事情を留意して試弾するといいと思います。

さて、中古のピアノ場合ですが、これはどのくらい中古なのか、中古によっても状態によって変わると思います。新品から5年以内で出てくるような中古はかなり少ないと思います。
年数が浅くても前の持ち主が弾きまくっていたとか、20年ものでも全然弾いてないとか、いろいろあるわけですね。
楽器がヘタる、楽器が楽器として使えなくなる状態というのは、そもそも響板に適度なソリ(クラウン)があって、それが弦の張力とか使用頻度によって経年劣化してソリがなくなった状態をいいます。スタインウェイでは90年とか100年以上と言われていて、国産のヤマハ、カワイ、ディアパソンなどであれば50年(?)とか言われているようです。使用頻度やその楽器の製造年(30年以上昔の方が材質も良く、手もかかっていた)によっても違うので一概には言えないところです。
この響板以外は、弦もアクションも鍵盤も取り替えることができるので、そういう心配は要らないと思います。
中古の場合であまり弾いていなかったような中古は、置かれていただけなのでメンテナンスされていない可能性があります。ひどい場合はネズミの巣になり、木やフェルトがかじられていたりすることがあるようです。
一応フタとか全部を開けてもらって、鍵盤も外して中をみればそういうのは確認できます。
あとは、新品のところでも触れましたが、そのピアノがその場所に来てどのくらい経っているのか、どういう調整をしたのか、というのも一応聞いてみるといいと思います。お店側がそういうことも把握していないというのではきちんと楽器として見れていないということですし…。
後は前回の記事で書いたようなことを弾いて確認していく、ということになります。中古の楽器は、もうその楽器しかないのでかなり悩むことになると思います(笑)。

私の経験で思うのは、新品・中古共通していえることですが、購入するお店がピアノへの思い入れがあると感じるお店が、よい状態でピアノが店頭に並んでいるということです。電化製品を販売するような感じや、値段ばかりを言ったり、「お得です」的な内容がよく出るのは、楽器を選びに来ているのに、何だかそれは違うぞ、と思わずにはいられませんでした。

最後に重要なのは、その後購入した楽器をお願いする技術者さんです。
楽器・弾き手・技術者さんの3つで1つとなり、その楽器を育てていく、ということになります。楽器を選ぶのより良い技術者さんを見つけるほうが難しいかもしれません。

最近、ピアノを購入するという方をブログでよくお見かけしましたので、とっても細かい内容を大雑把に、余計なお節介で長々と書かせて頂きました。
これから購入される方には、一生の友となるような素敵な楽器と出会えるといいな、と思います。

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2006.12.05 (Tue)

試弾について 2

今回は前回に続いてようやく試弾について、です。一応、前回の内容を頭に置いて考えていきますね。

楽器選びということになると、結局は実際に弾いてみる、ということになります。自分のピアノを購入するという精神状態は、とても楽しいためどうしても舞い上がってしまいます(笑)。少し冷静になってよく考えてみると、まず<試弾の目的>は自分の好みの楽器を探すために実際にピアノに触れてみる、ということになるわけですが、何がいいかということは究極的には、自分が気に入った楽器が「一番いい」ということなります。でも、もっと冷静に、<試弾>を具体的に考えてみるとその楽器が自分の満足のいく楽器かどうかを客観的に見るためのもの、ということになりそうです。では、その条件を考えてみると…

①ピアノそのものの響きや音色が好みかどうか
②響きは豊かかどうか、低音から高音までよく響くか
③タッチによる音色の変化はどうか(響きや音色の多彩さ)
④弾きやすいと感じるか

他にもあるかもしれませんが、上記のように<響き>や<音色>、<楽器の鳴り>というのはその楽器そのものの個性や能力、キャパシティーのようなものなので、よく聴く必要があると思います。
①は弾いてまず最初に感じるものです。メーカーによって目指す響きや音色の方向性が違います。②は高音ではキンキン鳴って音の伸びがないとか、低音は逆にモコモコ鳴ってしまうとか、和音を弾いた時、低音に高音がうまく乗らないとか、そういうのは問題があると思いますし、多分弾いていて気持ちよくないと思います。新品のピアノは鳴りが全開ではない場合があると思いますので念のため。③はタイプの違う曲を弾いてみて、思った音色や響きになっているか、聴いてみるといいと思います。また、自分で弾くのではなくて、友人やお店の人に同じ曲を違うピアノで弾いてもらうとよくわかります。この場合は、ピアノから2、3メートルでも離れて聴いてみるととてもよくわかると思います。④は弾いているうちに感じると思います。弾いているのに思うように鳴ってくれないとか、そういう場合は何か感じると思います。

いきなりジャンジャン弾いてしまってよくわからない、ということにならないように、冷静に、ゆっくり響きを感じて弾いてみるといいと思います。
そして、いろいろ弾いていくうちにやっぱりわからなくなってしまうこともあるかもしれません。そうならないためにも、そのピアノを最初に弾いたときの印象を大事にしておく、わからなくなったら、その印象を頼りにする、又は日を改める(笑)ことも必要かもしれませんね。

試弾して1台目のピアノで決める、ということはおそらくないとは思いますが、何台か試弾すると、自分の好みもわかってきますしその試弾したピアノがどうなのか、というのも次第にわかってきます。
また、蛇足ですがアップライトの場合でも天板は開けて弾いた方が響きがよくわかると思います。
まぁ、とにかく舞い上がらないように冷静に試弾しましょう(笑)。

次回は、試弾について、特に新品と中古の楽器の場合について書いてみたいと思います。

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2006.12.03 (Sun)

試弾について 1

気が付けば12月ですね。あちこちでクリスマスの雰囲気を感じる季節になりました。
天気も晴れていたかと思ったら、いきなり雨が降って止んだら晴れたり…。まあ、天気まで慌しいですね。

さて、ブログのお友達の小夏さんが自身のブログで、ピアノ購入を考えていらっしゃって、今度<試弾>する機会があるとのことを書かれていたので、私なりに楽器選びの際にいろいろ経験したことに基づいて<試弾>について書いてみようと思います。書き出すと長くなりそうなので、何回かに分けて書いてみますね。

楽器を購入する際に、実際にその楽器に触れてみて、気に入った楽器を選んで購入する、ということになりますが、ピアノの場合にこのことを<試弾>ということはご存知の通りです。
楽器は同じメーカーの同じ型の機種でもひとつひとつ性格が違っていて、メーカーやその製造時期が違えば、それこそ全然違います。楽器をネットショッピングなどで実際の楽器を弾かないで購入する、というわけにはいかないのはこの点にあります。
フルートやクラリネット、トランペットなどのような楽器であれば、国内・海外のメーカーの主要モデルが楽器屋さんに揃っていて、しかも複数在庫があったりするので、その場で比較することもできる場合が多いです。ピアノの場合の難点は展示スペースが限られていることから機種も限られ、海外のメーカーとなると輸入台数も少ないので実際に弾くのには輸入元か代理店に行かなければ出会えないし、代理店でも数台置いているというのが現状です。比較は別の機会、ということになることも多いので音響(部屋の条件)も状態も違う中での比較ということになるため非常に難しいです。
また、奏者によるところの違いより問題になるのがピアノのコンディションです。同じピアノでも、まず調整しているか、していないかでは全く異なります。さらに調整している場合、技術者さんによってかなりの違いがあり、技術者さんの調整によってもかなり違います。
さらに、中古のピアノを購入する場合、その中古のピアノの状態を素人が把握するのは非常に困難です。コンディションのよいピアノを、信頼できる技術者さんから購入する、というのが理想です。って言うのは簡単ですが、信頼できる技術者さんって探すのが大変なんですよ。
あぁ~、だんだん話がそれてきた…。
結局、今回は<試弾>まで話が進みませんでしたが、ここまでのところは非常に重要なことですので…。長くなったついでで、要点をまとめます。

今回の要点
 ・楽器はひとつひとつ性格が違う。同じ楽器は存在しない。
 ・ピアノの場合、同時に同じ機種やいろんなメーカーのピアノを試弾して比較できない場合がある。
 ・ピアノのコンディションによる違いが大きく、素人にはそのピアノのコンディションがいいのか悪いのかがわかりにくい。
 ・技術者さんの調整の仕方による違いもかなり大きい。

続きはまた次回に書いていきますね。


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