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2007.05.30 (Wed)

独りよがりにならないために

今のところ私はピアノを再開してから、先生につかずに独りで練習しています。「独学」というよりは一人で楽しむ「独楽」という感じですが(笑)。
独りよがりにならないように気をつけて練習しているのですが、やはり客観的に見るのは難しいですね。
そして、<独りよがり>にならないように、以前読んだ色んな音楽書を引っぱり出してきて読み直しています。

現在読み直しているのは、齋藤秀雄の唯一の講義録である「齋藤秀雄講義録」。これは非常に内容が濃くて、音楽をされる方には本当に有益だと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、齋藤秀雄氏は桐朋学園を創設し、自身チェリストであり指揮者で、何といっても教育者として名高い方です。齋藤秀雄氏の「指揮法教程」は、非常に論理的で明快で、これほど的を得た指揮法のメソッドは他にないんじゃないかと思うほどです。齋藤秀雄氏に指揮を師事した指揮者は小澤征爾さんをはじめ、世界で活躍するすばらしい指揮者が多くいらっしゃいます。
そんな齋藤秀雄氏の唯一の講義録としてこの本が数年前に出版されましたが、齋藤秀雄氏の講義がいかにいろんな側面から説明され、わかりやすいものだったかがよくわかります。講義は1972年から74年に行なわれたものを文書化したもの、とのことなので、内容的に古さを感じるところもありますが、「なるほど」と思うことがたくさんあり、本当に勉強になります。
目次で大まかに紹介しますと、

第1回 音楽芸術とは
第2回 メロディーについて
第3回 音楽の構造を考える
第4回 リズムとテンポ

内容としては難しいのですが、ユニークな話に置き換えた説明があったり、具体的に楽譜で示されたり、非常にわかりやすいのが特徴です。
特にバッハに対する楽譜の捉え方、考え方、特にチェリストである経験をふまえてバッハの無伴奏チェロ組曲をどうのように弾くか、かなり克明に記録されていると思います。音楽に関わる人にとっては学ぶところのたくさんある本だと思います。本を読んでいる、というより、実際に講義を受けている生々しさがあります。

この本を編集しているのは小澤征爾さんをはじめ、藤原真理さん、前橋汀子さん、堤剛さん、山崎伸子さんら齋藤門下の方々です。

もし読んだことのない方がいらっしゃれば、読んでみられることをお勧めします。
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テーマ : クラシック ジャンル : 音楽

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