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2007.08.03 (Fri)

もう一つのチャイコフスキー国際コンクール

先日、チャイコフスキーコンクールで神尾真由子さんがヴァイオリン部門で優勝されたというニュースは新聞にも報じられていたのでご存知の方も多いと思います。
よく知られていないのですが、チャイコフスキーコンクールには、1990年より現代の銘器を選ぶヴァイオリン属製作部門もあります。ヴァイオリン、ビオラ、チェロとそれらの弓の製作で6部門。ヴァイオリンとビオラの金メダルの賞金2万ドルは演奏部門の賞金と同額なのでそうです。

今回のコンクールのヴァイオリン製作部門では、菊田浩さんが優勝されました。さらに、2位に高橋明さん、4位に天野年員さん、6位&最優秀音響賞に岩井孝夫さんという日本人の受賞ラッシュでしたので、もう少し話題になってもいいのに…と思いました。

製作部門コンクールがどのように行われているのか、よく知らなかったので調べてみました。
楽器の審査の方法は、製作者の名前は伏せられて、審査員から楽器が見えないようにカーテンの後ろで演奏される、とのことです。製作者の名前が伏せられるというのは客観的に判断されるということにおいてはよい方法ですね。そして、3位までの受賞作品は、コンクール事務局に納めることとなっており、グリンカ音楽博物館などに収蔵されるようです。
コンクールで受賞した作品の響きを堪能できないのが残念ですし、楽器は弾かれてこそ値打ちのあるものなので、少し疑問にも感じます。

今回のコンクールで優勝された菊田浩さんは、クラシック音楽のミクサーとしてNHKに勤務され、コンサートホールでのオーケストラ録音などを担当されていたことから、ヴァイオリンの銘器の音色に魅せられ、日曜大工ならぬ日曜楽器製作を35歳で始められたそうです。
40歳にして一大決心、NHKを退社してイタリアのクレモナ国際ヴァイオリン製作学校に入学。しかもその後、2004年に首席で卒業!卒業後わずか2年の2006年に第11回 「ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリン製作コンクール」にて優勝され、今回のチャイコフスキー国際コンクールで2冠となられたのでした。

菊田さんの製作したヴァイオリンを購入するとなると現在2年待ちの状態だそうです。
これからの活躍に期待したいと思います。
菊田さんのサイトはこちら
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