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2008.06.03 (Tue)

図書館で借りたCD

あっという間に6月に入りました。体調管理のしにくい時期ですので、みなさんお体にはお気をつけ下さい。

さて、4月から『題名のない音楽会』の司会者が指揮者の佐渡裕さんになりました。ほぼ毎週息子と一緒に観ています。
かなり佐渡さんの色が濃く出てはいますが、佐渡さんでなくてはできないことや語れないことなどが随所に見られ、非常に充実した内容になっているのではないかと思います。

そんな佐渡さんのCDを図書館で借りてきました。少し前の録音ですが…。
佐渡さんはオーケストラだけでなく、吹奏楽=ウインド・オーケストラの指揮をされるのですが、まだまだ若い楽団であるシエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務めておられます。
このコンビの『ブラスの祭典』というCDが出ていますが、私は以前、この第1弾のCDを聴いてとても感銘を受けると同時に、”こういう吹奏楽の演奏を待っていた!”と思い、あちこちでオススメしていました。
今回図書館で借りたのは『ブラスの祭典3』という第3弾のものです。

ブラスの祭典(3)ブラスの祭典(3)
(2005/05/25)
佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ

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曲目は
1 20世紀FOXファンファーレ(アルフレッド・ニーマン/真島俊夫編曲)
2 高度な技術への指標(河辺 公一)
3 シンフォニア・ノビリッシマ(R.ジェイガー)
4 吹奏楽のための第1組曲(G.ホルスト)
5 風紋(保科洋)
6 フェスティバル・ヴァリエーションズ(C.スミス)
7 詩のない歌(R.ルディン)
8 ディスコ・キッド(東海林修)

この曲目、吹奏楽をされている方なら誰でも知っている作品が何曲も入っています。
私がこのCDのなかで聴いてみたかったのは、上記3・4・5・6です。これを佐渡さんの指揮で聴けるとなると、ホントにワクワクしました。こういうワクワク感、久しぶりです。
3や4は、吹奏楽のオリジナル作品としては、内容に富んでいて深いものです。こういう作品を学生や一般の吹奏楽団にもっと演奏してもらいたいなぁ、と個人的には思います。
最近(といっても、もう20年近くは)、吹奏楽もオーケストラのために作曲されたいわゆるクラシックの近現代作品のアレンジものが流行っていて、吹奏楽のために作曲された素晴らしい作品を演奏しない傾向があることについて、私には不満であり、非常に考えるところがあります(これはまた記事にします)。
しかし、こういった3・4のような吹奏楽のオリジナル作品が本当に素晴らしいことは、いくらスコアを読んで、クラシックの作品と遜色ない芸術性のあるものだとわかっていて、周りに”素晴らしい作品だよ”と言ったところで、それを素晴らしい演奏でもって示してくれるものがないと、どうにも伝わりません。

このCDは、これらの作品の今まで見えなかった部分を見事に引き出してくれた演奏であると思います。勢いであったり、色であったり、歌であったり、エネルギー感や躍動感であったり…。
もちろん佐渡さんならではの演奏ではあるわけですが、これまでの他のCDの演奏とは一線を画している、ということは感じられるのではないでしょうか。
吹奏楽はちょっと…と思われる方も、あの<惑星>を作曲したホルストの「吹奏楽のための第1組曲」や、ドイツの若手作曲家ルディンの「詩のない歌」(1997年の作曲:本録音が国内初録音)を聴いてみられると、吹奏楽独特の心地よいオルガンのようなサウンドが感じられるのではないかと思います。
吹奏楽ってこんないい作品があったんだ…、と感じられる好演です。

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