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2006.10.18 (Wed)

ダルベルトの指導

昨日はNHK教育テレビの「スーパーピアノレッスン」を見ました。講師はミシェル・ダルベルトで、生徒の演奏を止めながらダルベルトが演奏して指導ているわけですが、やはりダルベルトの演奏は違うな、と感じます。
生徒さんの演奏はきれいには弾いているものの、変化に乏しく明確でないため、聴いているとどう表現しているのかがわからず、ぼやけてしまっているような印象です。曲がリストのピアノ・ソナタという難曲ではありますが…。
それをダルベルトが演奏すると、非常に明快で作品の見通しがよくなるように感じます。ここはさすがと思わせるところがあります。
ダルベルトの指導を見ていると、抽象的な表現をあまりしないで、実際的な指示が多いということを感じます。例えばフォルテと書いてあるからフォルテ、という指示で、それがどういったイメージのフォルテであるのかはあんまり言及しないんですね。例のベロフのときのような訳語のニュアンスが違っていた、ということがなければ、このダルベルトの指示ははっきりしないのですが、そこをダルベルトの場合はタッチが明瞭なので、抽象的なイメージで表現しなくてもわかるのかもしれません。
また、ダルベルトは大げさな身振りで表現しない、というようなことを言っていましたが、これは指揮者でも同じことが言えそうです。
完全に演奏の中に入ってしまうのではなくて、客観的な耳や頭で判断できる状態を保つバランスということなのでしょうが、これは難しいですね。

また、<パウゼ>のコーナーで、私は一日に1時間から1時間半くらい練習できれば満足です、と言っておられました。意外と練習時間は少ない(!)と感じますが、バレンボイムも同じようなことを以前言っていたのを思い出します。どちらにしてもレベルを超えた内容ですが…
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テーマ : ピアノ ジャンル : 音楽

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*Comment

■理系的

musika-totoさん、こんばんは。
ダルベルト先生、私もすっかりファンです。理系的な知性が漂っているというか・・・。でも、シューベルトのソナタ21番の第4楽章の例え話(逃げ道を探しているが、行く所行く所にダーンと壁が現れる、という)では、先生の違う一面が垣間見えて、その意外性により、ますます好きになりました。
公演があれば是非足を運びたいと思います(*^-^*)
ruvhana |  2006.10.19(木) 23:30 |  URL |  【コメント編集】

■意外でしたね>ruvhanaさん

レスが遅れてすみません。

ダルベルトさんのあの例え話。てっきり私は、「行く所行く所にダーンと壁が現れる」というのを「そのフレーズを否定する」という表現が来るものだと思っていました(笑)。
場合によってはそういう表現の方がわかりやすいということもありますね。
ダルベルトさんの演奏は、とても見通しがよくてわかりやすいですね。情熱的ではないのかもしれないけれど、音楽がよく伝わってきますね。
musika-toto |  2006.10.28(土) 22:50 |  URL |  【コメント編集】

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