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2007.03.24 (Sat)

古きよき時代をたずねてみる、ということ

若年層の『クラシック離れ』ということが言われて久しいです。
この『クラシック離れ』は日本だけの現象ではなくて、本場のヨーロッパでも深刻だということで、例えばウィーン少年合唱団もウィーン出身のメンバーでは集まりきらず、オーストリア国内と広げ、更にドイツなどドイツ語圏内へと募集を広げてきています。また、フランスでも深刻で、1900年前後のフランス特有の伝統を守りきれない状況で、フランスの古きよき伝統を知る世代も少なくなり、それを受け継ぐ世代が少子化のうえクラシック離れが進み、あのパリ音楽院も外国からの留学生が多く、伝統が伝わらない状態になっていると聞きます。ちょっと話はそれますが、例えば、各国のオーケストラがインターナショナルになる、という現象はそれぞれの文化圏の<音>というものが、その特色が薄れて均一化するということです。これはそういった背景のほかに、楽器メーカーにもあり、ウィーン楽友協会の楽器もウィーン式の楽器を使うものの、それを製造する中小メーカーが減り日本のメーカーがウィーン式の楽器を作っていたり、フランス式の楽器が機能的にはドイツ式の楽器が優れているため、演奏者がフランスの音より機能的なドイツ式の楽器を選ぶようなことがあったり、結果他国の経営傘下に入ってしまうとかで純粋にその国の音楽を聴くことができない状況があちこちで起こっています。
西洋からアジアを見渡すと、アジア人の台頭が目ざましく、特に日本・韓国・中国の演奏家は脅威となっているようです。日本が『クラシック離れ』になっているとは考えられない状況だろうと思います。実際どこの有名なコンクールでも上位にはアジア人が多く、参加者もアジア人が占める割合が年々上がっているようです。
そういう意味では、<古きよき時代の響き>というのは往年の名演奏家たちが残した録音で楽しむことしかできませんが、裏を返せば上に書いた現在の問題点を全てクリアしているわけで、現在の解釈とは大きく異なるとはいえ、非常に価値ある演奏ということができそうです。
こういった演奏を現在聴きなおしてみる、ということも大切なのかもしれませんね。
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テーマ : クラシック ジャンル : 音楽

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