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2008.07.22 (Tue)

図書館で借りたCD~ポリーニのモーツアルト:ピアノコンチェルト

今年も夏がやってきました。ものすごく暑いので、耳には涼しい音楽がほしいです。

またまた図書館でCDを借りてきました。今度はポリーニ/モーツアルトのピアノコンチェルト。
第17番ト長調K.453と第21番ハ長調K.467番のカップリングのライヴ・レコーディングのものです。
ポリーニと言えば、ショパンコンクールでの満場一致の優勝者として有名ですが、私のイメージとしては、ベートーヴェンのソナタや近代(現代か?)のベルクやブーレーズなどの演奏の印象が強いです。
でもやっぱり強烈なインパクトがあった、ショパンの練習曲は忘れがたい演奏です。あのレコードはまだ子供だった私にもかなり強烈な印象がありました。当時は客観的すぎるとか冷たいとか機械的、とか言われたが、確かに音は立っていて硬質なものの、パッションに満ち溢れた演奏だと感じていました。のちのベートーヴェンのソナタやコンチェルトでは、とても情熱ある熱い演奏でした。

ポリーニのモーツアルトというと、昔のベーム&ウィーンフィルのコンチェルトが思い出深いですが、あれから30年経ってポリーニはまたモーツアルトに戻ってきました。今度は自身が指揮を振りながらピアノを弾く”弾き振り”です。オーケストラはウィーンフィル。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番&第21番モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番&第21番
(2006/09/06)
ポリーニ(マウリツィオ)

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そういえば、ショパンコンクールに優勝したポリーニが、さらに勉強を深めるために一旦演奏活動を中止し、指揮の勉強を行って指揮活動を始めた時期がありましたが、あの時は指揮の評判も良くはなく指揮はそれっきりになっていました。ポリーニと同世代のバレンボイムやアシュケナージは弾き振りで成功し、どんどん指揮活動にその割合を移していたのと対照的でした。アシュケナージのモーツアルトでは第23番がとても印象に残っています。
今度のモーツアルト、選曲も自身が納得しないポリーニなので、このカップリングも面白いと思いました。モーツアルトがウィーンで自らの予約演奏会で生計を立てて生活していた充実した時期の作品で、17番は内省的で詩情にあふれた作品、エネルギッシュで華麗な21番。作曲時期も同じ頃の作品。
ポリーニはとても軽やかに、そして丁寧に音楽を紡いでいる、という感じ。特に聴き入ったのは、17番の第2楽章。とても美しいです。オーケストラとの対話も見事で、ライヴであるのを忘れて聴いていました。第21番の最後の拍手で、「あ、ライヴだったんだ!」と思いました。

モーツアルトのピアノコンチェルトは第20番以降ばかりがよくとり上げられますが、ウィーンで独立したあたりの1782年以降の作品はとても充実していると思うので、もっと取り上げてほしいですね。


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*Comment

こんばんは。
ポリーニというと、自分はショパンとシューマンに現代曲といったイメージで、モーツァルトはほとんど聴いたことが無いです。今度機会があれば聴いてみますね。
ショパンエチュードの演奏は、本当にいいですよね。自分も大好きな演奏です。

バレンボイムは、今でもピアノ演奏にも力を入れていますよね。
アシュケナージはどうなのでしょう?現在はほとんど指揮に専念気味なのでしょうか。それとも、今でもピアノのリサイタルなどもやっているのでしょうか?

それと、自分の所蔵のレコードのチャイコフスキーの交響曲は、バーンスタイン指揮のニューヨークフィルハーモニックでした。
ショスタコビッチの交響曲のレコードが、ムラビンスキー指揮のレニングラードフィルハーモニー管弦楽団(古いですね・・)でした。
レコードを聴いていたのは、もうかなり前ですから、確認しないと記憶が曖昧になっていますね・・・。
モリス |  2008.07.23(水) 23:16 |  URL |  【コメント編集】

■いろんな録音>モリスさん

こんにちは、モリスさん。いつもありがとうございます。

>ポリーニというと、自分はショパンとシューマンに現代曲といったイメージ

そうでしたね。シューマンの交響的練習曲は私も以前よく聴いていました。
ショパンはやっぱり練習曲ですね。模範的な演奏はアシュケナージのようにも思いますが、聴いていてしびれるのはポリーニかな、と思います。

バレンボイムはオペラを振ったりピアノを弾いたり、すごいですね。
アシュケナージはピアノも弾いてはいるようですが、今は指揮のウエイトが高いようですね。今年、シドニー交響楽団の主席指揮者に就任するようです。
ピアノソロのCDは膨大な数があって、何でも弾いて何でも録音するピアニストというイメージがあります。現在、ソロはどうなんでしょうか?やっているというのは聞いていないですね。

私のところでは、ショスタコービッチは少ないですが、こちらをバーンスタインで持っています。
バーンスタインとニューヨークフィル、懐かしいですね。
musika-toto |  2008.07.26(土) 15:01 |  URL |  【コメント編集】

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