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2006.04.10 (Mon)

英語教育にもの申す!

今日は音楽からそれて、ちょっと長くなりそうですが…。
英語教育の小学校授業導入についてあちこちでいろんな声を聞きます。文部科学省は小学校の段階で導入し英語に早く親しむことが必要と言っていたり、東京都知事の石原さんは英語よりも国語力を向上させることが先だ、と言っていたり…。
私の個人的な考えではありますが、これは両方正しいものの両方間違いだと思います。

これには現在の英語教育の成り立ちを見てみればおのずと答えは導き出されます。
明治以降、日本はイギリスやアメリカなどの先進国に追いつくために、先進国の基礎的な知識を吸収する必要がありました。英語の書物を翻訳し日本語で理解し吸収する、という目的で英語教育があり、戦後も引き続き明治の英語教育をベースに進められ現在に至っているという経緯があります。英文を翻訳する教育を受けた私達が「英語を勉強したけど話せない」というのは、話す英語教育は全く想定されていなかったため至極当然のことだといえます。
戦後、私達の先輩たちの苦渋の努力の結果、先進国の仲間入りを果たし、あらゆる分野で日本はトップクラスになると、今度は日本が世界に発信する側になります。飛行機などの発達もあり気軽に海外に行き来できるようになると、「英語が話せない」ということに初めて気付きます。 

石原知事が言うように、自国語の理解力の低下は外国の知識の吸収を鈍らせるということからすれば、石原知事のいうことはもっともなことで、国語力の低下は非常に危険であるといえます。今後もこれまでの翻訳英語を目的とするならそのとおりだと思います。しかし、現在は明治以来の翻訳英語が必要な時期であるか、ということになれば疑問です。

文部科学省は、柔軟な児童が英語に親しみ取り組むという姿勢です。しかし、子供には世界中の言葉を聞き分けたり吸収する能力があるものの、年齢が上がるとこの能力は低下し、特定の言語だけを聞き続けることで、脳内でその言語が必要だと判断され、その他の言葉に反応しにくくなるという現実があります。そうすると、高学年に週一時間、というのは何を目的としているのか疑問です。さらに、早い時期から毎日少しの時間でも、というのが効果的な方法であるのは明らかで、その手立ても考えればいくらでも存在すると思われます。

方法論などを論じる前に、現在英語教育の目的とするもの、何のために英語をするのかを明確にし、それからその効果的な方法を考えないと何のための英語教育かわからなくなってしまいます。いきなりセンター試験でヒアリング試験を始めても、私達と同じ翻訳英語を教育された受験生は戸惑うばかりです。そういった計画性がない方針では何も生まれないと思うのです。
ちなみに、たいていの場合「英語が話せない」ということの後には、海外の人と接するうちに「自分の国のことを知らなかった」ことを悟るというお粗末な結果が待っています。(悲)

今日は私の個人的な意見を長々と吐露してしまいました。m(__)m

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テーマ : 日記 ジャンル : 音楽

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*Comment

■むずかしい。

限られた時間の中で、いかにバランス良く配分するか・・・学校のカリキュラム内ですべてを補うのは、難しい話なのかもしれませんね。
塾に通わなくても、学校で全部補えれば理想的だけど、それは夢物語なんでしょうか(^^;

あ、スーパーピアノレッスン、朝一番で録画予約しました!ありがとうございました~♪
yu-ki |  2006.04.11(火) 17:47 |  URL |  【コメント編集】

■お役に立てたようで>yu-kiさん

学校側が塾に頼ろうとする傾向があるようですねぇ…。それでいいのか、それがいいのか。

スーパーピアノレッスン、私も録画しました♪。次回も「水の戯れ」の続きのようです。
musika-toto |  2006.04.11(火) 23:15 |  URL |  【コメント編集】

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