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2006.05.16 (Tue)

ピアノレビュー:Steingraeber & Söhne

以前取り上げた、「まるごとピアノの本」で初めて知ったメーカーであるシュタイングレーバーはシンメルを取り扱っているヨシカワピアノカンパニーさんが輸入代理店です。
シュタイングレーバーは日本ではほとんど知られていないマイナーなメーカーのひとつなのかも知れません。しかしシュタイングレーバーのアップライトを弾いてみると深い響きに包まれて、これがアップライトであることを忘れてしまうようなサウンドです(これ、ホントです♪)。
116センチの小さいアップライトでも倍音が豊かで低音も高音もきちんと響きを持っています。近くに並べられているシンメルが気の毒にさえ思えるほどの響きでした。

シュタイングレーバーは1820年創業。1852年からバイロイト市に移り、現在も伝統を守ってピアノ作りが行われている小さな工房です。ワーグナーが絶賛しリストが愛用したピアノでもあり、現在もダニエル・バレンボイムが自宅で愛用していたり、他にもシプリアン・カツァリスやジェイムス・レヴィンが愛用しているなど、その楽器は絶大な人気だそうです。
手作りのピアノですので、製造台数は年産でグランドピアノが50台、アップライトピアノが120台ですので月産わずか十数台ということのようです。
やはり価格は非常に高い(※)ですが、スタインウエイよりも落ち着いた響きであり、ベーゼンドルファーとは違った深みのある響きで、こういう響きを好む人は結構多いのではないか、と思います。
私の試弾したイメージとしては、<いぶし銀の響き>というところでしょうか。言葉で表現するのが難しいですが、未だにその響きは忘れがたいものです。いい楽器ってこんな響きがするんだ~、としみじみと感じました。
また、手作りだけに色んなモデルがあり非常にユニークな面もあります。手作りということは個体差があるということでもあり、同じモデルであってもその性格は少しずつ違います。

これはぜひ一度体験してほしい楽器です。関東圏の方なら秋に開催される「楽器フェア」でも触れるようです。関西圏の方は、西明石までぶらっと出掛ければ(って不便ですが)、ヨシカワピアノカンパニーさんにて試弾できますよ。

Steingraeber & Söhne のURLはこちら。http://www.steingraeber.de/
ヨシカワさんはこちら。http://homepage2.nifty.com/yoshikawa-piano/

※シュタイングレーバーのピアノは手がかかっている分高額です。しかし、欧州ピアノ全般に価格が急に上昇しているのは、この1,2年でユーロが上がってきている影響があります。今後も上昇傾向が容易に予想される、ということは、欧州ピアノの価格がもっと上昇する、ということになります。
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テーマ : ピアノ ジャンル : 音楽

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*Comment

■こんばんは!

ブログにコメントくださいましてありがとうございました。
グロトニアンスタインビッヒ??
ヨーロッパのピアノ全然知らなくて、最近色々なHPをお邪魔して、皆さんピアノの音、音色、弾き心地などにこだわってるんだなあと感心します。
お話を読んでどんな音なのか想像をふくらませてしまいました。

また曲への取り組みの仕方も、「楽譜を読んでから」始めていらっしゃるとのこと、、
わたしもそれが理想で、いつかは、そうできるようになりたいと思っています。
今は楽典がさっぱり分からないので、発想記号とかを見るだけです。

ところでツェルニーですが、本当に神業的な速度指定ですよね。
私の先生は30番は速度はそれほど気にしなくて良いとおっしゃっています。
場合によっては50%くらいの時もあります。
なぜなら、30番は練習途上であり、その曲の課題ができているのならば、ドンドン進めていきましょうとのことでした。
まあや |  2006.05.18(木) 00:02 |  URL |  【コメント編集】

■いらっしゃいませ>まあやさん

さっそくコメント頂きありがとうございます。

>グロトニアンスタインビッヒ??
いえいえ、「グロトリアン=スタインヴィッヒ」です。まあそんなことはともかく、素晴らしい響きを持った楽器だと思っています。しかし、なかなか触れる機会が少ないようです。
この楽器もそのうち<ピアノレビュー>にてご紹介したいと思っています。

楽典、いろいろ買い込まれたようですね(笑)。熱心でいらっしゃる様子が伝わってきます。

>ところでツェルニーですが、本当に神業的な速度指定ですよね。私の先生は30番は速度はそれほど気にしなくて良いとおっしゃっています。

ご存知かもしれませんが…。どうやら30番は、技術的な基礎を築くための教材のため、「正確にきちんと弾く」ということが最重要課題のようです。
40番になると、ゆっくり弾いて終わり、というのでは効果が期待できないようで、ここでは「正確に速く弾く」ということがこの教材の目的のようです。

まあやさんの先生のおっしゃるのは、そういうことなのかな、と思います。
私の場合、独りでやっていますので、習っていらっしゃる方のお話は参考になります。
musika-toto |  2006.05.18(木) 00:31 |  URL |  【コメント編集】

■あちゃ~~

いきなり間違えてましたね。(^_^;)
レビューついでに今度全体像の写真アップしてくださいまし。
音も聴いてみたいナー
まあや |  2006.05.18(木) 22:18 |  URL |  【コメント編集】

■了解です>まあやさん

そのうちグロトリアンも<ピアノレビュー>に綴ろうを思いますので、そのときにいろいろ画像を載せますね(おそらくうれしそうに画像をいろいろ載せてしまうような)。
音は…。私の演奏では、ムリですよー(笑)。
musika-toto |  2006.05.19(金) 00:28 |  URL |  【コメント編集】

■シュタイングレーバー買いました

こんにちは。私もヨシカワさんとこに行きましたよ。
それで、ついにシュタイングレーバーを買っちゃいました!
白川ピアノ調律所さんの1908年製シュタイングレーバー195です。
詳しい経緯をブログにこれから書いていくつもりです。
http://steingraeber195.blogspot.com/
ブログでお待ちしてます。
hotglass |  2009.05.04(月) 08:19 |  URL |  【コメント編集】

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