2017年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2006.05.23 (Tue)

「真意」は伝わっている?

このところ急にむし暑くなったり急に雨が降ったりと、めまぐるしく変わる気候が続いています。
この気候についていけなかったのか、1歳の息子がまたもや下痢と嘔吐になってしまい、今日は病院で点滴をしてもらいました。


ところで、先日、<スーパーピアノレッスン>のドビュッシー『月の光』を見た、ということを書きました。
いつも気になることではありますが、ミシェル・ベロフが生徒に音楽を伝えようとするフランス語。これが翻訳されて字幕で出ているわけですが、フランス語の達者な人から見ると、どうやらこれには問題があり、真意が伝わっていない、ということのようです。

先日のブログの引用ですが…
>レッスン初めから、生徒に最初の十数小節を弾かせてベロフはまずテンポ設定に言及しました。

この部分、
字幕 <歩く速さの「アンダンテ」についてももっと精密さが必要です>
と出ていました。これの真意は
<ここでドビュッシーは「アンダンテ・トレ・ゼクスプレッシフ」と記しています。エクスプレッシフ、これは表情のことであってテンポではありません。「アンダンテ」イタリア語でアンダーレ、つまり私の考えでは…私は、もう少し前に進む(テンポを取る)必要があると思います。>と言っているようです。

これは、非常に微妙な表現だとは思いますが、字幕を素直に読んでしまうとテンポについて言及しているように感じます。もちろん、そういうことではありません。

このほか、例えば、
字幕 <音楽はリアルな存在ではないから、弾くものの信念が大切です>
これの真意は
<音楽には正解がありません、大切なことは、あなたがひとつのことに確信を持って、演奏することです>ということのようです。

字数制限のある字幕によって話す内容の全てを伝えるというのは非常に困難である、ということなのでしょう。しかし、真意が明確に伝わらない、というのは非常に残念であると思います。
スポンサーサイト

テーマ : ピアノ ジャンル : 音楽

EDIT  |  23:25  |  ピアノ雑記帳  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

*Comment

同じ日本語でも、話す(聴く)のと書く(読む)のとでは伝わり方が違うのだから、言語が違えばなおさらなのでしょうね。
また、話すといっても、面と向かっているか電話か、書くといっても手紙か活字かでも表現の仕方や相手の感じ方が変わるでしょう。
今回の場合は、話していることを活字(字幕)で表しているので、通訳の手段としては最も難しい部類に入るのではないかと思いました。
コミュニケーションって、難しいですね。

小さいお子さんは、環境の変化についていくのが大変ですよね。
水分を十分とって、お大事にしてくださいね。
小夏 |  2006.05.27(土) 21:23 |  URL |  【コメント編集】

■真意を伝える>小夏さん

>今回の場合は、話していることを活字(字幕)で表しているので、通訳の手段としては最も難しい部類に入るのではないかと思いました。

そうですね。非常に難しいですが、ひとつ表現がうまくいかないと全然違ってしまうのですがから、怖いものですね。
字幕を読む側からすれば、それが情報のすべてになるわけですから、それは細心の注意が必要かと思います。

>小さいお子さんは、環境の変化についていくのが大変ですよね。
水分を十分とって、お大事にしてくださいね。

ありがとうございます。子どものほうはすっからいよくなりました。
父親である私のほうが、息子がくれた風邪に苦しんでおります(苦笑)。
musika-toto |  2006.05.28(日) 22:38 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

*Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。